「騒音」は忘れた頃にやってくる

2017年09月14日(木)5:36 PM

近隣ビル解体工事のお知らせ 
 フォーラムミカサ エコのある内神田東誠ビルの裏側の内神田1丁目地区2カ所で、現在ビルの解体工事が行われています。
 ともに会場ビルとの間に1区画あり、すぐ隣というわけではありませんが、会場ビルと解体現場の間に高い建物がありませんので、解体する際の騒音の影響が出てきそうです。
 工事現場の標識では、上の解体現場110月末に解体完了、解体現場2来年2月末に解体完了となっています。
 1964年の東京オリンピック前後に建てられたビルが建替えの時期を迎えており、また昨今の都心はマンション建築ブームです。そのような訳で内神田地区でも大手不動産会社が古いビルや空地を買収し再開発に動いています。この動きは今後も確実に続きそうです。会場裏の酒屋さんの建物も閉鎖され、解体間近の雰囲気です。

 8Fホール、7Fホールの窓に遮音シートを貼ったり、遮音カーテンを付けたりして近々に簡易の防音対策を講じます。完全に遮音することは困難ですが、会議やセミナー等に支障のない程度にはできると思います。


旧会場(三笠ビル)で経験した騒音
 
 都市は小さな建物が整理・統合されて発展していきます。その過程で生じるある程度の騒音や振動はやむを得ないことではありますが、工事による近隣の騒音や振動は貸会議室を運営する側にとっては厳しいものがあります。会場スタッフが我慢できる程度の騒音・振動であっても、料金を払って会場を借りている利用者に我慢を強いることは出来ません。 
 環境省が定めている騒音・振動は、作業敷地の境界線で騒音が85デシベル、振動が75デシベルとされていますが、それ未満の騒音・振動でも会場で行われるセミナー等では苦情が出ます。また判例では違法となる騒音・振動は「受忍限度を超えた場合」とされていますが、実のところ通常人の受忍限度ギリギリまでの騒音・振動が続けばとても当社事業を維持していけません。

 神田美土代町にあった旧会場の三笠ビル時代の2001年に、道を挟んで隣にある住友商事の大型ビルがリニューアル工事に入りました。当時は阪神淡路大震災(1995年)後、年季の入ったビルの耐震補強工事が盛んに行われていた時期でした。普通の耐震補強工事と思いきや、工事関係者から全面改装工事だと言われました。ほとんど鉄骨だけにして全面的に改装するといいます。建て直すより工期が短く、費用も安く済むようです。
 会場のある三笠ビル側にある住商ビルの1階の壁が大きく壊され、ここから重機が搬入され、壁や柱のコンクリートの剥がしが始まりました。廃棄物を運搬する大型ダンプの頻繁にビル内に出入りします。かなりの騒音が出て、会場利用者から苦情が続出しました。 

 解体工事の現場監督といろいろ話し合いましたが、結局いつもにらみ合いで物別れ。結局工事は敢行されましたが、壊しが終わった後は会場のある三笠ビル側の壁は閉じられ、建築資材の搬入には別の出入り口が使われたため、二ヶ月くらいで騒音は収まりました。

 このビルは大林組の100年史にも載っている神田を代表する名門の大型ビル。この敷地にはかつて自動車のピストン工場やパン工場があり、本郷通り側に三笠ビルの前身もありました。近隣の地主の協力でこのビルの建設用地約500坪が確保され、このビルが建設されたいきさつがあったので、結構近隣にも配慮してくれたのかなという気がしました。 

 下は2002年に全面改装された住友商事美土代ビル。全く別のビルのように見えます。なつかしの三笠ビルの姿も。15年前の騒音の記憶がよみがえります。

               写真は三協アルミのHPより転載しました。

内神田東誠ビルでの思わぬ騒音 
 東日本大震災のあった2011年に旧会場のあった三笠ビルの解体が決まったため、移転先を探していましたが、いくつかの移転候補地の中から現在の内神田東誠ビルを新会場とすることに決めました。間取りが良かったということもありますが、隣の2棟のビル(第5トーハンビル、中央ビル)が新築されたばかりなので、工事の騒音の影響は当分ないと判断したからです。三笠ビルでの騒音のトラウマがあったので、しめしめと思いました。 
 ところが、新会場の運営が安定した2012年の夏にビルのオーナーチェンジがあり、ビルの外装のリニューアル工事(塗装・クラック補修)をするとの連絡が新オーナー側からあり慌てました。
 工事をするにはビルの周囲に足場を組まなければなりませんが、足場は組んだだけで自立せず、ビルに固定する必要があります。足場を固定するにはビルの本体に振動ドリルで穴をあけ、そこにアンカーボルトを打ち込んで足場と建物を繋ぐ金具を取り付けることになります。 
 アンカーボルトの打ち込みは、建物の外から見ると大したことはないようにみえます。ジリジリジリ(ドリル音)、カンカンカン(打ち込み音)。こんな感じです。 
 ところが、建物の内部でその音を聞くと、大違い。躯体振動と建物内部の反響音があり、バリバリバリ(振動ドリル)、ガーン、ガーン、ガーン(打ち込み音)となります。いきなり聞くと腰を抜かします。
 そのため工事関係者と打ち合わせをし、アンカーの打ち込みは当会場営業開始の9時前、夕方5時以降、昼休みの12時から1時間内と取り決めました。ところが、組み立て工事の進行上、作業員の安全のため「どうしてもここで一発打たせてくれ」と取り決め時間以外の打ち込み要望が入ったりします。しぶしぶ応諾すると、バリバリバリ、ガーンガーンガーン。ときにはフライングや無断で取り決め違反も。会場利用者からはブーイングの嵐。ほとほと疲れ果てました。
 結果的にはビルがきれいになり、クラックにエポキシ樹脂が挿入されビルは堅固な建物に再生しましたが、忘れられない騒音体験となりました。5年前の出来事です。
        足場と防御シートでビルが見えなくなった会場ビル(2012年秋) 

間欠泉のごとく 
 貸会場の事業者としては、事業の運営に影響する騒音には無縁であることをいつも願っています。しかしなぜか予想しないときにいつも騒音に見舞われます。2014年4月から1年半くらい内神田1丁目地区の下水道工事で工事業者との工事スケジュール調整に追われました。2回目のビルのオーナーチェンジのとき、エレベーターの改修工事があり、ここでも日中に突然バリバリバリとやられてビル管理者と衝突。
 ビルの外装工事はせいぜい20年に1回、エレベーターの改修などもおなじく20年に1回、下水道工事などは50~60年に1回、今後は大きな騒音に見舞われることはないだろうと思っています。むふふふふ。
 しかし気を許してはいません。

 

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