不気味な新型コロナ肺炎 何が隠されているか? イベント中止要請の波及効果で当会場でも閑古鳥が鳴く。

2020年 03月02日
新型コロナウイルス肺炎 流行期とはいえないのに政府が異例の対応
 前回のブログで新型コロナウイルス肺炎の3月終息期待の楽観論を述べたが、どうも国内外の様子がおかしい。
 中国当局の発表では感染者や死者が減少傾向にあるような感があるが、中国の発表が正しいかどうかわからない。中国のピークからタイムラグがあり韓国、イタリア、イランでは感染爆発。株価も世界中で連日の大暴落。
 新型コロナウイルスは風邪ウイルスと同じコロナ(ラテン語で王冠)型のウイルスでありながら、これによる肺炎は左右両方の肺に同時に起きるような特性があり重篤者は呼吸が困難になるという。実体がよく分からない。
 インフルエンザが流行すれば、国内で何百万人の人が感染し、ときには1000万人を超える。死者も何千人単位である。ところが新型コロナウイルス肺炎の国内感染者は本日(3月2日)時点で、わずか254人、死亡者は6人。インフルエンザと比べるととても流行期にあるとは思えない。しかも致死率が低くインフルエンザのような猛毒性とはいえない。
 にもかかわらず、①厚労省は感染症対策の基本方針を発表(2月25日)、安倍総理の記者会見で②大型イベント中止要請(2月26日)③小中高の臨時休校要請(2月27日)と矢継ぎ早に、前例のない政府の異例の対応が続く。いったい何が起きているのか。

 安倍総理の説明では、専門家の意見を踏まえて、あらゆる手を尽くすべきとの判断だという。「専門家の意見」というのがどのようなものか、一般には知られていない。
 厚労省のHPをみると、2月24日の専門家会議の「緒言」に次のような凄いことが書いてある。
 我々は、現在、感染の完全な防御が極めて難しいウイルスと闘っています。このウイルスの特徴上、一人一人の感染を完全に防止することは不可能です。
 ただし、感染の拡大のスピードを抑制することは可能だと考えられます。そのためには、これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります。仮に感染の拡大が急速に進むと、患者数の爆発的な増加、医療従事者への感染リスクの増大、医療提供体制の破綻が起こりかねず、社会・経済活動の混乱なども深刻化する恐れがあります。
 これからとるべき対策の最大の目標は、感染の拡大のスピードを抑制し、可能な限り重症者の発生と死亡数を減らすことです。

 
 素人にも分かるように新型ウイルスの実体を説明すべきではないのか。
 武田邦彦氏は政府が何かを隠していると警告する。寄らしむべし、知らしむべからずということか。実体が分からなければ国民の不安は収まらない。

新型ウイルス肺炎の政府対応による当会場への影響
 2月25日政府(厚労省)の感染症対策本部から対策の基本方針が発表された。
 感染対策を簡明な文章で過不足なく書いてある。素晴らしい文章であり文句がつくような内容ではない。ただこの方針に基づく具体的な施策がどのようなものになるかは慎重にみなくてはならない。総論は良くて各論はよくないということはよくあることである。
 安倍総理は2月26日の記者会見で、この1,2週間が感染防止に極めて重要として、今後2週間程度は大規模なイベント等について中止や延期の要請をする考えを示した。 NHKニュース  
 この安倍総理の記者会見があってからフォーラムミカサ エコに予約キャンセルの電話が殺到した。当会場は大きなイベント会場ではない。26日から2週間目は3月11日(水)であるが、11日以降のキャンセルもバンバン入る。翌日も翌々日もこの流れが続く。このブログを書いている本日も続いている。絶対にキャンセルはないと思っていた常連客からも。「ブルータス、お前もか」という格言が脳裏に浮かぶ。
 キャンセルの理由は「昨今の事情により」とか「新型ウイルスの感染拡大により」という判で押したような同じ内容。総理の発言の重さや皆が同じ行動パターンをとることを実感。
 おかげで3月から4月前半までの予約スケジュール表の予約の印がオセロゲームのようにパタパタと無印に変わり、真っ白に。キャンセルチャージでカバーできたものもあるが、あっという間に180万円くらいが吹っ飛んだ。東日本大震災直後よりも無残な結果となった。筆者の頭の中も真っシロシロ。

            涙なしには見られない3月の空室状況表
 当会場は、自慢する訳ではないが稼働率の高い都内有数の人気会場。とくに7Fホールは絶大な人気がある。3月と同様に繁忙期である3ヵ月先の6月の空室状況表と比較するとその差が歴然。
 おそらく同業者も同じだろうし、他の業界でも似たような状況があろう。このままでは各業界で経営難から倒産も続出する。新型コロナウイルスのもたらす影響よりはるかに深刻な事態が国内で続くかもしれない。
 国民の命や健康を守るという大義のために我々も耐えなければならないのは十分承知しているが、未知の不気味なウイルス感染を防止の重要性を強調するなら、政府も国民に分かりやすい情報提供にもっと意を注ぐべきではないか。
 
ドラスティックな水際作戦を
 新型コロナウイルス感染拡大が発覚してから、ロシアも北朝鮮も国境を封鎖した。アメリカもウイルス発生地の中国とアメリカの渡航禁止を行った。翻って我が国は、中国の感染拡大は中国全土に及んでいるのに、渡航制限は発生地・武漢のある湖北省と浙江省に滞在歴のある人の入国禁止のみである。中国の他の地区からの入国はいまだに禁止されていない。感染拡大を阻止し国民の命と健康を守るためには、新型コロナ肺炎が終息するまで中国からの入国を禁止することが必要ではないか。簡単な話である。ウイルスのさらなる供給を見逃して国民の健康云々を語っても説得力はない。
 これは国民の命や健康を守るための緊急避難措置であって排外主義(レイシズム)ではない。かたくなに厳格な渡航制限に踏み切らない趣旨が分からない。いまからでも遅くない。物流を閉ざせたくないなら、貨物の搬入・搬出のみ行えば足りるのではないか。
安倍総理は2月29日の記者会見で「政府の力だけではこの戦いに勝利を収めることは出来ない」と述べ、イベント中止や学校の休校について国民の理解を求めたが、政府がやるべきことをやっていないという意見は安倍総理の支持母体の保守層にも多い。襟を正す時期である。
 
明るい展望を持てる広報活動への期待
 連日続く感染者発見のニュースは人を不安にさせるだけである。メディアの報道や政府発表に回復者の話題は皆無である。ネガティブ情報のみにニュースバリュー求める風潮は世の中を暗くする。
 新型コロナウイルスも季節性ウイルスと思われるが、春の到来とともに南から回復者が増えてきているのではないか。政府も2週間という範囲でイベント中止要請を行っているがその先の展望を語るべきではないか。厚労省は2月22日に感染者にRNAウイルスの増殖阻害剤(アビガン)を投与したとの発表を行っているが、その後の続報はない。ちゃんとやりなさい。
 多くの人の不安感を払拭させ 明るい展望をもたせるのも政治やメディアの役割である。
 

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