新型コロナウイルス どのくらい怖がればよいのか

2020年 03月18日
神田児童公園の桜 咲き始め(3月18日)
自粛疲れか? 世の中に変化が
 最近電車の中でマスクをつけていない人が増えてきています。マスクが品切れで買えないこともあるとは思いますが、ひと頃よりも新型コロナウイルスを恐れない人が出てきているような気がしています。一時閑散としていた神田近辺の飲み屋街もなぜか若い人を中心に賑わってきました。おお、こんな狭い店にも人がぎっしり。どういうことでしょうか。感染が怖くないのでしょうか。やけっぱちになっているだけとは思えません。
 未知の疫病は怖いといえば怖いですが、その実体が見えてくるにつれ、人々の警戒心が緩んできているのではないでしょうか。季節も春らしくになってきました。新型コロナがどのくらい怖いか、原点に帰って冷静に考えてみます。

新型コロナは怖いか Ⅰ(数で見てみる)
Yahoo 新型コロナウイルス感染症まとめ 最新情報 本日のデータ
① 日本の人口 約127,000,000人(1億2700万人)
新型コロナ感染者 873人(18日現在) 
 ①からみると感染者は約145,500人に1人  全体の 0.0000069%
③新型コロナ感染死亡者 29名(18日現在)
 ①からみると死亡者は約438万人に1人  全体の 0.00000022%
④感染者の致死率(②と③の関係)
 ×100=3.32%
 ※「感染者」は確認されたものだけなので、症状が現れにくい新型コロナの実際の感染者はもっと多いと思われます。母数が変われば致死率はもっと下がります。ただ軽症状ですぐ治る感染者まで掘り起こす必要はないと考えます。
 どうでしょうか。新型コロナウイルスは「人類の敵」というほど怖いものでしょうか。

新型コロナは怖いか Ⅱ(年代別で見てみる)
 昨日Yahoo 感染症まとめ 最新情報の新型コロナ感染者・死者数(AFP=時事)を見ていたら、コメント欄に厚労省のデータを元に新型コロナ感染者の情報を年代別に整理してあるコメントを見つけました。たいへん役に立つ有益な情報です。
 似たような情報の中国版は、COVID-19に関するWHO・中国合同調査団による報告書(外務省・海外安全ホームページ)にもありますが、日本での情報として整理されているところに価値があります。                     
 これによると未成年(19歳まで)は感染しても重症化せず、死者はいないようです。若者(20~39歳)もほとんど重症化せず、死亡例もないようです。中年(40~59歳)は、僅かに重症化例がありますが、この年代でも死亡例はないようです。
 高齢者(60~79歳)になると重症化率が上がり、死者も出てきますが、致死率は2.2%。前ブログで筆者は60代の高齢者で基礎疾患持ちだから、感染すればイチコロで死ぬようなことを書きましたら、読者からメールや電話を頂戴し「あなたはしぶといからそう簡単には死にませんよ」という返答が返ってきました。褒められたのか、けなされているのか分かりませんが、ともかくご心配ありがとうございます。(笑)
 後期高齢者(80~99歳)は、3割以上が重症化し、致死率は22%。これは凄い数字で、後期高齢者には気の毒な結果をもたらします。しかし考えてみると日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳。平均寿命を超えて死亡したら大往生といってもよい年齢ではあるといえますが、これ以上のコメントはいたしません。
 本日読者から教えられたサイト(News Digest)に年代別のグラフがあることがわかりました。いろいろ研究しているところがあるのですね。上のコメント欄とは少し別の視点で作られていますので、掲載します。
   
 これを見ますと、10代まではほとんど感染しないようです。感染者が増えてくるのは20代からですが、感染者数が多いのは40代~70代。ヨーロッパで感染拡大のニュースが流れても、冒頭に書いたように若者が現在居酒屋に集まってくるのは、国内の感染実態を皮膚感覚で掴んでいるのかなという気がしています。ただこのような状況は「症状のでない感染者」を増やす恐れがあるので、気の緩みには警戒が必要です。
 また学校が休校中のために大勢の子供が公園で遊んでいますが、誰一人マスクをしていません。子供にコロナウイルスの危険が及ばないことをなんとなく世間が分かっているものと思います。
 このような感染者年代別の正確な情報を元に「正しく怖がる」習慣が根付いてくることを期待しています。

感染者発掘や致死率の宣伝が世間を惑わす
 新型コロナウイルス肺炎はまだまだ分からないことがありますが、WHO・中国合同調査団による報告書によると、感染者の80%が軽度といわれ、症状が全くでない例も多く、大きな症状が出ないうちに自然と治癒してくる軽症者もいるようです。
 検査を強化しこれらの見えない感染者を全て掘り起こせば、新型コロナウイルスの感染実態が明らかになり、感染者の致死率も下がるでしょう。そのため、検査を強化しない政府や厚労省を糾弾する見解もあります。民間の検査会社を使っても実行すべきとの主張です。
 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師の見解 
 しかし必要性の乏しい検査を大々的に行って反って感染が拡大した韓国やイタリアもあります。患者を増やしたため医療崩壊が起きては元も子もありません。現実的な考えではないと考えます。
 新型コロナウイルス肺炎の致死率がインフルエンザより高いため危険だと煽る向きもありますが、表面的な致死率だけで危険性を考えるのは現実的ではありません。インフルエンザは流行すると1000万人を超える感染者、数千人の死者が出ることもあり、致死率だけの単純な比較はできません。
 当会場には打撃でしたが、コロナウイルスのクラスター封じ込め自体は必要であったと思っております。マスクやうがい、消毒も必要です。しかし冷静に見てみると、メディアは不安を煽り過ぎです。

新型コロナウイルス肺炎の終息は近いのではないか
 春になりかなり気温が上がってきました。ウイルスの力も弱まってくるのではないでしょうか。このところ上昇に転じた感染からの回復者が感染者の5割を上回ってくると、一気に終息ムードになってくると思います。その日が早くくることを願っております。
 
 

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