ここのところのコロナ感染者増加について データを読む

2020年 07月02日
 本日東京都の新規感染者が5月2日以来の100名超えで107名となったというニュースが流れた。メディアは大騒ぎである。感染者増加という事実に驚いた顧客から会場予約取消の連絡が入る。人が集まる事業を営んでいる我々には沈痛な思いが募っている。
 見えない敵によって恐怖に怯える多くの人が騒ぐ気持ちはよく分かる。要警戒とはいえるが、ただあまりうろたえる必要はないように思う。
 
 東京都のこのところの感染者増加で、移動平均線は短期線が長期線を超えゴールデンクロスの形となった。相場でいうと完全な反発局面である。すわ、第2波かと騒ぎだす人がでてくる。人口の多い東京都のデータが全国のチャートにも反映する。
      
 ただ東京都とその隣接する近県を除けば感染者の大きな増加はほとんど感じられない。東京都の感染者増加はPCR検査の増加によるものである。感染者が「増えている」というより「増やしている」という印象が拭えない。とくに新宿や池袋のホストクラブ等の「夜の街関連」の集団検査がデータに反映している。6月以降のPCR検査はいままでと水準を異にし、激増している。その意図は何か。この際一挙に感染者を捕捉し大きな膿を出そうとしているように見える。感染に終息感がみられないために行政側のあせりも感じられる。
「検査激増⇒感染者増大」という図式は、安易に夜の街に近づく、増えてきている20代、30代の感染者に対する警戒の意味があると思われるが、このような形でなく、率直にきちんとしたメッセージを発信し若者に語りかけた方がいい。
 脅すだけでは国民に過剰な恐怖心が生まれ国民のメンタルが破壊されるだけで何も生まれない。人との接触機会を8割減らす等の独善的なパターナリズムのために「正しく怖がる」習慣を失った国民は暴走する。
 検査を大幅に増やしたために感染者が増えたということは決して悪い兆候ではないのに、政府や都の説明不足の故に結果のみがクローズアップされ恐怖が煽られる。警戒だけでなく国民を安心させるメッセージも発信しないと極端な萎縮社会が出来上がる。  PCR検査が増え感染者は増加してきても死亡者や重篤者が特に増えている様子は見られず、むしろ減少傾向にある。無症状感染者や軽症患者が増えたに過ぎない。政府や東京都は警戒しつつも実際は事態を冷静にみているようにも思われる。大臣や都知事の発言がこのことを裏付ける。
 新規感染者の増加に比し回復者数があまり増えないことと埼玉県、神奈川県などの東京近県の感染者がじりじり増えているのは気になるところではある。

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