「東京」はエピセンター化していない! 悪宣伝にご注意を!

2020年 08月24日
新型コロナ感染終息は見えている
 新型コロナ感染収束と思われた6月下旬から突然、新宿の「夜の街」を中心に無症状者にもPCR検査が行われた。この検査拡大によって陽性者急増となり、7月から新型コロナ「感染爆発」の様相となった。「第2波」と騒がれた。この間の事情は8月3日の当ブログで書いた。新型コロナは再流行したのか? 創られた「第2波到来」の奇々怪々。
 しかし、しょせんは演出された「第2波」である。厚労省の基準ではPCR検査で検体ウイルスが6個以上検出できれば「陽性」となるため、拡大したPCR検査で確認されたのは、陰性に近い「無症状感染者」が多いと思われる。「無症状感染者」は当然「回復者」となるのが早いはずである。
 ただ新型コロナは現在のところ隔離される「指定感染症」とされているので、無症状者でも検体採取日から6日間経過後、24時間以上の間隔を空けてPCR検査で2回陰性を確認できた場合でなければ退院できない。最短で約10日もかかる。そのためのタイムラグはあるが、無症状の陽性者は結局、比較的早く回復者となる。これがデータにも表れる。上のチャートと同じ期間の設定で回復者のチャートをみると下のように急ピッチの上昇となる。感染(陽性)から10日後には多くの回復者が出ているのである。
 
 これだけ回復者が多いことは新型コロナの感染状況といわれるものが危険な状態になっていないことを表している。また扇動者や世論に煽られ、症状もない者にまでも広げたPCR検査がいかに空虚なものであったかも示している。
 8月12日からは回復者が感染者(陽性者)を上回ってきているため、一時16,000名近くいた療養者が本日の時点では12,000名台に減ってきている。今後もどんどん減るものと思われる。従って医療体制がひっ迫する状態にもない。チャート上でも、演出された「第2波」もピークを打ち完全にダウントレンドに入ったことが分かる。
 データをみている限り、9月にも終息してくる様相である。メディアはまだまだ大騒ぎであるが、筆者は現在の状況を全く心配していない。むしろ状況が良くなれば国に一日でも早く収束宣言を出して欲しいと思っている。
 頑固頭の専門家達も感染がピークアウトしたことを認め始めた。NHKニュース
 危険ばかりを煽ってきた専門家といわれる人からこのような発信がなされると人心の安定に効果が大きい。喜ぶべきところであるが、景気後退・経済破壊の責任追及回避のような感もある。
 今年4~6月期のGDP速報値はマイナス7.8%、年率換算でマイナス27.8%、戦後最大の落ち込みとなった。日本経済の回復のため政府も今後コロナ関係の規制の緩和に動くと思われる。明るい兆しが見えてきた。

メディアや扇動者の煽りで恐怖が広がる。その波紋の実態
 6月下旬からの無症状者への検査拡大により陽性者が激増してきたことで、フォーラムミカサエコにも恐怖に怯えた顧客から連日予約キャンセルの電話が鳴り響いた。ことに7月中旬に国会で野党(立憲民主党・共産党等)が招致した参考人質問で、学者の参考人が新型コロナの「東京エピセンター(震源地)化」発言したことで、「東京が怖いところ」という印象を生まれ、ここからキャンセルに拍車がかかり、あっという間に500万円くらいのキャンセルが来た。
この発言後、政府が景気浮揚策として提案したGo To Travelキャンペーンから東京が外された。世論に押されたためである。感染拡大キャンペーンなどと揶揄する人もいた。大きな利益を失った観光業者やホテル業界の失望は計り知れない。不用意な発言の経済損失は国内でおそらく何兆円という規模になるものと思われる。被害者側から参考人の学者に損害賠償の集団訴訟が起きてもおかしくない。
 青森に帰省した人の実家に、「東京から帰ることの迷惑さ」を指摘する非難のビラが投函されたというテレビニュースが流れた。茨城県日立市の市営の駐車場に「東京から来る人の駐車お断り」との掲示がなされたというネット情報があった。「東京差別」の連鎖が広がった。メンタルが破壊された日本の閉鎖社会はけっこう怖いのである。
  
エピセンターおじさん FNNニュースより

東京エピセンター化という妄言
 さてそのエピセンター化発言であるが、日本の感染症対策はすべて間違っていると、えらそうな恫喝調はさておいて、全国一律の対策でなく感染者の多い感染集積地を中心に対策を考えるべきとの高説は、平凡な発想ではあるが、効率面から言っておそらく正しいであろう。しかしながらウイルス遺伝子のゲノム配列で「埼玉型」、「東京型」があると言いながらその具体的説明は全くしていないし、エビデンスも示していない。また対策といっても、感染集積地に中国等を参考にして「20万人位のPCR検査をせよ」という平凡なことを言うだけで格別新味があるわけではない。検査を増やしても病気は治らない。正義を装っているが怪し気である。
このまま行くと2週間後には大変なことになる」、「来月には目を覆うことになる」と身振り手振りの大仰なジェスチャーで煽ったが、1か月以上経過したいま、何も起こっていない。先に述べた通り「無症状感染者」が「回復者」に変わっただけである。爆笑の茶番劇にしか見えないが、聞きなれない横文字に驚いたのか、リテラシーの低いメディアは重要な警告と受け止め、好意的に宣伝した。これにより事業が立ちいかなくなる人も出たし、職を失った人がたくさん出てきたにもかかわらず。世間知らずの不用意発言には驚くしかない。
 実際にたどる今後の経過で扇動者の妄言が暴かれる日が刻々と迫ってくる。

エピセンター化という言葉の持つ危険性
 新宿歌舞伎町は集団検査で多くの陽性者を確認したので、エピセンター(感染集積地)といえるであろう。しかし、都庁や多くのオフィスのある新宿全体を「エピセンター」とラベリングしてしまうのは危険である。新宿の街中ウイルスが漂っているような印象を植え付けてしまう。ましてや「東京」をエピセンターとは何事であろうか。
 1400万人の広域の大都市を「エピセンター」と称すること自体、「感染集積地」という特定地域概念を超えることになる。エピセンター発言の参考人の頭は大丈夫か。大袈裟な言動で、そのうち「日本のエピセンター化」と言いだすのではないか。PCRの伝道師か。
 筆者は埼玉県在住であるが、大宮駅近辺の南銀座にある「夜の街」や南越谷のキャバクラで集団感染があったこと等のニュースには接している。しかし埼玉をエピセンターと言われても全くピンとこない。毎日埼玉県の某市から池袋を経由して東京千代田区の神田まで通勤している。時には満員電車にも乗る。恐ろしく危険なルートを通り活動していることになる。エピセンター? へー。
 無症状者に対するPCR検査という波は全国に広がったため、日本各地で陽性者が続出している。大阪は東京より陽性者数が多い日もある。重症者も東京の2倍である。大阪もエピセンターか。
 沖縄は1日158名の陽性者が出て話題となった。沖縄県の人口は東京の10分の1だから、東京に当てはめると1日1580人の陽性者ということになる。ここも東京をはるかに上回るエピセンターである。
 大阪、沖縄はGo To Travelキャンペーンから除外されないのか。東京の人間から、大阪人は東京に来るな、沖縄人来るなという風潮が出来上がったらどうするのであろうか。恐るべき地域分断と差別の思想が醸成される。
 むろんエピセンター発言の参考人にそのような意図がないことは百も承知である。しかしながら結果としてそうなっている。このような事態をどう考えるのか。
 そもそもエピセンター(感染集積地)はどのような観点から判断するのか。夜の街とか集団感染を手掛かりにするしかないであろう。だとするならクラスター対策と大差ない。奇をてらった言葉は無用な混乱を生むだけで、弊害の方が大きい

東京は比較的安全である。
 
 筆者は免疫学や疫学の専門家ではなく素人であるが、厚労省や東京都、東洋経済その他のたくさんのデータを日頃から見ている。自分でデータを分析し各種のチャートも作っている。東京が他の地域に比し危険ということはない。人口が多いのでグロスで大きな数字が出ることもあるが、人口比にすると突出しているデータはほとんどない。むしろ日本のどの地域よりも安全である。
 上は3月20日以降の東京の新型コロナ死亡者のチャートであるが、6月下旬からの感染者(陽性者)急増があったにも関わらず、死亡者はほとんど出ていない。熱中症死亡者の方がはるかに多い。その死亡者もPCR検査での陽性者が死亡しただけで、コロナ肺炎との因果関係は問われない(厚労省の公式見解である)。「濡れ衣死亡者」も含まれている。重症者も然りである。
 東京は国内でも最も安全で魅力のある花の都。コロナ・インフォデミックに惑わされてないようにしよう。
 

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