東京のゴーストタウン化が感染を抑えるのか

2021年 01月25日
緊急事態宣言で土曜日・日曜日にほとんど人通りがなくなった神田駅西口通り商店街(1月23日正午)
新型コロナ感染がピークを打つ
 正月明けの1月5日から突然新型コロナの新規感染者(陽性者)が増えはじめ、東京では7日、8日、9日と3日連続新規感染者が2000名を突破した。政府も慌てて昨年4月に引き続き1都3県に1月8日から1ヵ月間の緊急事態宣言措置を行った。さらに14日に宣言措置を11都府県に広げた。
 正月明けの5日、政府が緊急事態宣言を出すというニュースが流れたので、当会場には1月・2月の予約キャンセルが殺到し、売り上げが激減してしまった。絶句である。
 この突然の新規感染者激増については専門家も驚き「疫学的にみて異常な増え方」と評価した。朝日新聞デジタル
 前回も書いたが、冬特有の環境変化に加え、データを見る限りPCR検査の激増にも原因があるものと思われる。
 この新規感染者激増という絶対的な結果はデータに残るので、その後新規感染者が減っても最近のGoogle AIの感染予測では近々東京の感染者数が1日10,000名に達するというとんでもない数値がでてくることになった。
 しかしGoogle AIの予想は実際とは大きく異なった。チャートを見る限り、緊急事態宣言が出されたばかりの1月8日、9日あたりで新規感染者数はピークを打っている。国内各地の実効再生産者数も1を下回り感染縮小を示している。発症者ベースでは1月4日頃ピークアウトしているようである。
一陽来復」の到来である昨年の冬至の日から約20日過ぎたところで新規感染者数はクライマックスを迎え、減少に向かった。人知を超えた自然のメカニズムが働いたのか。
 新型コロナ感染の拡大にはまだ警戒が必要ではあるが、危険は少しずつ去って行っている。緊急事態宣言解除の目安となる東京都の1日新規感染者数500名以下という基準は2月7日を待たずに達成しそうである。本日は新規感染者数が少ない月曜日ではあるが、感染者は618名となった。
「東京のゴーストタウン化」が感染収束に有効という粗雑な論理
 人と人の接触で感染が起きるという前提で、「人と人の接触機会を減らすこと」が命題とされ、渋谷のスクランブル交差点や新橋の駅前等に自動の定点カメラが設けられ、絶えず人の動きが監視されている。GPSの位置情報でも同様である。先週と比べて何%増えた、減ったと、メディアは大騒ぎ。緊急事態宣言措置でも「出勤者数の7割削減」を目指し、テレワーク等の推進を事業者に呼びかけている。
 8割おじさん登場以来このような思考は自明のものとされているが、皆がマスクを着用、アルコール消毒している現在、はたして正しいのであろうか。感染のクラスター発生の多くは介護施設や病院内で起きている。路上の人の多寡と感染との因果関係は不明である。毎日混雑した電車に乗ってもここからクラスターは発生していないではないか。交通事故の危険があるからといって車を利用しないというのでは社会生活は成り立たない。餅が喉に詰まって窒息死する可能性があるからといってお雑煮を食べないという人はいるのだろうか。
 「人と人の接触機会を減らす」という名目の極端な都心回避策が都心でサービス業を営む多くの中小・零細事業者に大きなダメージを与えている。神田駅西口通り商店街にあった行きつけの飲食業の数店が廃業した。欠落感を感じている人は多い。
 

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